2017.07.15

「元気に食べてますか?」@沖縄

沖縄で、「元気に食べてますか?」(WAVES)を開催することになり、真っ先に頭をよぎったのは、沖縄のどこにいけば、たくさんの高齢者とお会いできるのかということでした。それまでの「元気に食べてますか?」の活動はすべて、街頭で高齢者とコンタクトして行われていたからです。県内の商店街、デパート、ショッピングモールなど、いろいろな場所を検討しましたが、どこにもたくさんの高齢者が歩いているという光景は見られませんでした。

沖縄は車社会で、高齢者は、自家用車やタクシーで異動することがほとんどです。
また、高齢者が炎天下で外を歩くと、熱中症で体調を悪くしてしまいます。

そこで、「元気に食べてますか?」@沖縄は、室内に会場を設け、高齢者に来場いただくスタイルとしました。また、よりたくさんの方に来場いただくために、那覇市ちゃーがんじゅう課との共催をお願いしました。那覇市の提案で、「会場が遠くて参加できなかった」ということのないよう、市内3か所で同時開催することになりました。

たくさんの方に来場いただくには、何らかのコンテンツが必要です。今回は、WAVES Japan理事長 東口髙志先生の『いきいきと生き、幸せに逝く』のご講演と、全国から駆けつけてくれた管理栄養士を代表して、3名の方に『元気に食べて、いきいきちゃーがんじゅう! 管理栄養士からの耳よりアドバイス』というご講演をお願いしました。自分も、短い時間ですが、『元気に食べてねクイズ』で各会場を廻りました。ご家族の車で来場される場合、お子さんも含め、ご家族ぐるみで活動に参加いただけるように、クラウンのパフォーマンスも企画しました。

当日は、240名近くの方に来場いただき、198名にアンケート・調査にご協力いただきました。みなさん、「栄養の大切さに気付かせてもらえて、良かった。」、「サルコペニアについて、初めて知った。」、「もっと仲間をいっぱい連れてくれば良かった。」と、とても喜んでいただけたようです。講演と、face to faceの実践を並行して行うことで、参加者の満足度が上がるとともに、より強く栄養の大切さを伝えることができるということを実感しました。

今回の開催にあたり、沖縄県内はもとより、遠くは北海道まで、まさに全国各地からスタッフが駆けつけてくれました。沖縄という、南の端での開催にもかかわらず駆けつけてくださった50名近いスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。イベント終了時、みなさんが、「沖縄、とっても楽しかった!」といってくださったのには、県内スタッフ一同、救われる思いでした。そして、初めてづくしの今回の準備を手伝ってくれた県内スタッフのみなさん、本当にご苦労さまでした。

これからも、高齢者のみなさんがいきいきと生き続けるために、いかに栄養が大切かということを伝えていけるよう、「元気に食べてますか?」の活動に参加していきたいと思います。

沖縄メディカル病院
吉田 貞夫