2017.05.13

「元気に食べてますか?」@金沢

平成29年5月13日、金沢駅東口もてなしドーム地下広場におきまして、「元気に食べてますか?」@金沢を開催することができました。実践活動の第1回目である巣鴨、そして大須、岡山、西東京のすべての活動に参加してきた私にとって、念願だった石川県での開催でした。

実は地元のショッピングセンターの中にある自施設「一般社団法人 みんなの健康サロン海凪」でも巣鴨の実践活動以後からは、それまで年に4回開催していた健康フェアの追加企画として「元気に食べてますか?」キャンペーンを実践しています。日頃からショッピングセンターの中では、ランチの食材選びの際に、レジで並ぶお客様の買い物かごの中身を見て声をかけたり、買い物のお手伝い等をしていました。また、昨年の9月からは、買い物支援を組み込んだ介護予防事業を開始しました。しかしながら地元でも決して大きくないショッピングセンターの中での活動のみではなく、県内で実践したいと言う思いは他の地域で実践するたびに強くなっていました。

まず、開催するとしたら実行委員長は誰になるか?
構成メンバーはどうするか?
場所は?

私に決定権があるわけではないですが、独りで妄想を膨らませていました。だから、金沢での開催が決まった時点ですぐにアクションを起こしました。

まずは、実行委員長候補と決めていた医師を11月26日の西東京で開催された実践活動にお誘いしました。その医師とは自治医大出身で、年単位での異動を繰り返しながらも県内外でNSTやリハ栄養を先進的に学び、実践していた松井亮太先生です。今回、無事に金沢で開催できましたのは、松井亮太先生の統率力と、各実行委員の皆様のチームワークの良さのおかげであると今も感謝しております。

開催が決定してからはFacebookのメッセンジャーを利用してグループを作って情報を共有し、実践の場や講義会場が決定してからは有志でシュミレーションして当日に備えました。また、開催日前日には集合できるメンバーでチラシの折り込みや栄養剤の袋詰めなどを行いました。広報活動として、松井先生が県庁に出向き、石川県の後援を頂戴できたおかげで石川県看護協会や石川県栄養士会の後援もいただき、地元民放テレビでもコマーシャルができました。同時に県庁の記者クラブにプレスリリースも行ったことで前日から新聞記事にも取り上げていただきました。

2017年2月1日に一般社団法人 WAVES Japanが発足していますが、5月13日の金沢での実践活動が最初のイベントとなりました。

早いもので、あれから9カ月が経ちました。
今、石川県は連日の豪風雪とその後遺症による断水・漏水などの被害に遭っています。雪で買い物ができなくなることを恐れて、独り暮らしや老夫婦世帯は買いだめをしている光景が目立ちますが、買っているものは菓子パンやカップラーメンが目立ちます。「食べないと生きていけない」ための備えは重要ですが「何を食べるか」という知識に欠けているのが現状です。思えば地域栄養ケアの重要性を痛感したのは能登半島地震や東日本大震災でのNST活動でした。

これから先も何があるかわかりませんが、どんな時でも、そして、どんな不測の事態に遭遇しても立ち向かっていける心と身体を作るためにも「元気で食べてますか?」を合言葉として、いつでもどこでも地域活動を実践したいものです。

一般社団法人 みんなの健康サロン 海凪
中村 悦子